学生の居室は情報棟8階にあります.教員3名、研究補助員2名(ダミーヘッド除く),学生16名の研究グループです.
博士課程 1名
修士課程 8名
4年生 5名
3年生 2名
写真:↑2023年ICSV(プラハ)にて 2023年夏季中間発表会+打ち上げ会→
各人専用の研究活動用コンピュータを用意し,数年ごとに最新機種にリプレースしています.
研究内容については研究紹介のページをご覧下さい.
大量生産,大量消費から個々人のウェルビーイングが重視される時代.サウンドデザインで個々人の心身が健康で幸福な状態を実現します.
進路相談・研究室見学は ishimitu(at)hiroshima-cu.ac.jpにお気軽にご連絡ください.優しい先輩達も案内します.(at)は@に置き換えてください
豚に耳標センサを装着し、機械学習によって、人獣共通感染症であるパスツレラ肺炎の罹患を判定する研究をしてきました。センサが脈拍や動作振動から収集した信号データに、健康な豚と罹患した豚でどのような違いがあるのかを解析、スペクトログラムを作成しました。研究の過程で、感染するとスペクトログラムに現れる赤系統色の範囲が広がることがわかりました。感染が早期にわかれば、蔓延防止策が取れますし、畜産農家への感染も防げます。当初は機械学習やセンサのことをよく知らず、この研究がしたいという一心でした。先生方や先輩方に「こういうことをしたいのですが、どうすればいいですか?」と相談しながら研究を進めてこられましたし、実験のたびにセンサの形状や素材なども改良してきました。今はまだセンサの電池交換やメンテナンス、収集したデータの解析などを手作業で行っていますが、ゆくゆくはすべて自動化して判定するシステムを開発したいと思っています。
小学生のころからピアノやフルートを演奏していたことで「音」に興味があり、高校の先生から音響工学について教えていただき、それを学ぶ道に進みました。研究しているのは「個人の好みに適応する音質制御システムの開発」です。ある人が心地いいと感じた音を騒音に感じる人もいます。そこで私はバイクのエンジン音を研究対象にして、運転者には走る喜びを感じられる音に、周囲には静音に聞こえるといった個人の好みに合わせた音を提供できるシステムの開発を目指しています。現在はさまざまな音の周波数帯のデータを元に音質を制御するアルゴリズムを設定し、PCでシミュレーションを行っている段階です。結果が予想と違った時などは先生からアドバイスを受けたり、文献や論文を読んで理解を深めたりして研究を進めています。将来はバイクのヘルメットに実装するなど、実車に搭載できるシステムにし、クルマ・バイク産業の発展につなげたいです。大学院でも研究を続け、その成果が生活しやすい環境を生み出すことにつながればいいなと思っています。また、本学大学院にはドイツ・ハノーファー専科大学への留学プログラムがあり、音質 制 御 のシミュレーションをテーマにした研究留学も視野に入れています
ジャズやロックを聴くことが好きで、音響について研究しようと本学科に進みました。現在は、サウンドデザイン研究室で、同じ音楽なのに材料が異なるCDで再生すると音質が変化する原因を解明する研究を行っています。聴こえ方の違いを解明できれば、音楽をより楽しむことはもちろん、例えば、高音域が聴こえにくい人の聴力をアシストする再生メディアの材質の開発などに応用できるかもしれません。音の好みは人それぞれですが、私が考える“いい音”とは「その音楽を作った人の意図を、聴く人が感じることができる音」です。イヤホンを替えると、それまで聴こえなかった音が聴こえることがありますが、その音にも意味があるはずです。また、同じ音楽でも目の前にある風景や空間の環境で感じ方が変わってくるので、聴覚と視覚の連携も追究するとおもしろいです。将来はオーディオ機器の開発をしたいという夢を持っています。私の研究が成果を生み、音楽を楽しむ人がひとりでも増えることに貢献できればうれしいです。
高校生の時から音楽を聴くだけでなくオーディオ機器にも興味があり、好きが高じて開発したいと思うようになりました。音響とオーディオどちらも研究できる大学を調べるうちに広島市立大学にたどり着いたんです。できるだけ早く専門的な研究に携わりたかったので、大学の早期卒業制度を利用して3年で卒業研究を修了、今年から大学院に進学できました。現在はCDの材質による音質の違いについて研究しています。3年生の時に学部生としては珍しくAES(Audio Engineering Society)の国際会議で発表する機会を与えてもらい、他国の参加学生と交流できたことがとても有意義でした。参加者は音楽を作る側の人が多く、僕のような研究者は珍しかったのですが、「楽器や機材あっての音楽だから開発者の存在は大きい」と言ってもらえたことがモチベーションにつながっています。将来は研究を生かしてオーディオ機器をもっと身近な存在にするために貢献したいですね。研究は大変なこともありますが、好きなことなら頑張れます。せっかく大学に進むなら、やりたいことを見つけて楽しく学んでほしいと思います。
高校生の時に、この大学の出前講義を受け「サウンドデザイン」という分野に触れ、「音」が人にもたらす影響について興味を持ちました。
プログラミングなどの知識はなく、入学後初めて取り組みましたが、3年次には基盤の「はんだ付け」からコントローラーの作成、制御プログラムの構築まで、すべて自分で行い「自走式ロボット」を制作。
ロボットが動き始めた瞬間はとても感動的でした。
インターンシップで自動車業界の企業を訪れた際には、車のエンジン音が運転手に与える影響について学び、「音」は「もの」の付加価値を高めることができる存在であることを知りました。
将来は「音」によって付加価値を高める製品開発に携わりたいと考えています。
サークル活動では、楽器の演奏をしていた経験を生かし軽音楽部に入部。
大学の3学部から学生が集まり、部長として異なる分野の個性をまとめる苦労もありましたが、自分の成長につながる貴重な経験となりました。
研修生 |
幕末の蘭学医、緒方洪庵が大阪に設けた適塾にて始めた学習方法で以下のような方法で勉強をしていきます.
1.本を決める
2.班内のメンバで順番を決めて輪番制で翻訳(英語の場合)
3.当番の人はその内容について講師となって解説
4.その他の人は自分が理解できるまで,その内容について質問したり,色々な議論する
輪講方式の優秀性は当時の適塾が大村益次郎を初め多くの有名人を輩出したことでもわかります.
相手に分かるように話す.
議論から理解できるまで質問する.
これらは研究を自分の中で整理していく上でも重要です.
日時:2月8日(木)16:50〜
場所:講義室704
発表内容
日時:2月9日(金)11:00〜
場所:講義室702
発表内容
詳しくはWebclassの研究室インターンをごらんください。
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